レインツリーの国(新潮文庫)

レインツリーの国(新潮文庫)

きっかけは「忘れられない本」。そこから始まったメール交換。共通の趣味を持つ二人が接近するのに
それほど時間はかからなかった。まして、ネット内時間は流れが速い。僕は、あっという間に、どうしても彼女に会いたいと思うようになっていた。だが、彼女はどうしても会えないと言う。頑なに会うのを拒む彼女には、そう主張せざるを得ない、ある事情があった。

 

この本は何年か前に映画化にもなりました。
私は映画化になる前に買って読みました。
当時、私もブログをやっていて、そこで出会った男性とメールのやり取りをしていたときに、
たまたま立ち寄った本屋さんで見つけて、共通するものがあったので即買いました。
私は本を読むのが遅くて、読み終わるまで一週間かかるときもあるのですが、
レインツリーの国は3~4時間であっという間に読み終わってしまいました。
当時の自分と重なる部分があったので、読んでいくうちにハマって、止まらなくなりました。
今はネットを通じて出会うのが当たり前の世の中で、今の時代に合った内容です。
ネットだと、顔も見えないし、声も分からない。
文章だけでどんな人かを想像しながら楽しむ世界。
ネットでは楽しくやり取りをしていたのに実際に会った時に、思い浮かべていた人物像と違ったら
冷めてしまいますか?
それとも中身を重視しますか?
ネットにどっぷりハマっている10代、20代の方に読んでほしい本です。